ACLの戦い方とは?
今年の日本からの出場チームは昨シーズンの結果より決定します。
川崎フロンターレ(J1 優勝)
鹿島アントラーズ(J1 準優勝)
柏レイソル(J1 4位)
の4チームが出場しました。
そんな中、先日
yahaoニュースでこんな見出しの記事がありました。
「セレッソはaclから追放されるべき、豪ジャーナリスト激怒」
この豪ジャーナリストはなぜ、この様なある意味暴言を吐いたのかのでしょうか?
ACLとはなんぞや?
そもそもACLとはアジアチャンピオンズリーグの略称であり、グラブのアジアNo.1を決める大会です。
現行では、日本からは3チーム(本戦から)+1チーム(プレーオフから)の出場枠が与えられています。
このACLで優勝すると、毎年12月に開催される世界一のクラブを決定するクラブワールドカップの出場権を得る事ができます。
ACLはもちろんアジアの最高峰のクラブの大会で、国を代表して出場するといっても過言ではありませんし、
また毎年同じクラブが出場できるとも限りません。
例えば、去年ACLで優勝した浦和レッズが今年出場してないのがいい例です。
なぜ豪ジャーナリストはセレッソに激怒したのか?
4月17日のグループステージ第6戦のセレッソ-広州恒大戦でセレッソは直近のJリーグの試合から先発を10人入れ替えて、敗戦した事が問題となっています。
そもそも、ACLの規定では「大会を通して最強のチームで戦うこと」とい項目があります。
この最強というのが曖昧で、
チームの顔となる選手が出るのが最強なのか?
それともその日のコンディションで監督が最強だ!と思ったメンバーが最強なのか?
正直これは、難しい所で、ネットでも国内外問わず、色々な意見が飛び交いました。
『追放される理由はない、敗退が十分な罰だ』
『全力で取り組まないのなら出場権を他のチームに譲れ』
『わざわざ中国まで足を運んだサポーターに謝罪と宿泊をやれ』
『プレミアのクラブがリーグ戦を捨ててチャンピョンズリーグに全力で注ぐと思う?』
『セレッソは一週間に2試合こなしている』
『週末には大阪ダービーがある』
『J1の優勝賞金が3億、ACLは遠征費が高くつき4億。それは国内優先だろうな』
『大会の評価を高めたいよな』
『手抜きしていいんか?』
『とりあえずやる気がないのならACL出ないで貰いたい 他の出たいチームに失礼』
と賛否がありますが、
セレッソのユンジョンファン監督は
「今年、ACLよりJリーグに重点を置いているのは事実です」と明言しました。
お茶を濁すくらいでいいのに明言しちゃうのもどうかと思います。
私の意見
正直、サポーターとしては今回のセレッソのやり方は反対です。私自身セレッソのサポーターではないもののACLに出場すれば応援もしますし、セレッソに限らず、日本のクラブが優勝し、クラブワールドカップに出て欲しい。
しかしながら、グラブ側としては、過密日程に加え、移動距離もあり、もしかしたらJ2に降格するリスクもあるのでJリーグに重点を置きたい気持ちもわからなくもないです。
今後この問題を改善するにはACL側が賞金を上げるなど今以上にACLの価値を高める必要があります。
現に、各会場のスタジアムでは空席が目立ちます。代表戦と違い、月2回とか他国に行くので時間やお金が掛かるし、また、基本平日開催。EUと違いパスポートがいるので、どこの国のサポーターも簡単に行き来ができません。
ここは、AFC(アジアサッカー連盟)にしても、クラブ側にしても大きな課題になると思います。
現在、Jリーグの優勝賞金が3億円、で約4億5000万円とされています。
たった1億5000万円の差ならリスクを侵さず、国内で優勝を狙ったがいいとい考えもクラブにはあると思います。
ですが先程のスタジアム集客の問題が解決すれば、賞金も上がりクラブ側も力を入れてACLに参加できるのではないでしょうか?
あとは、個人的な意見として、ヨーロッパのELや南米のコパ•スダメリカーナの様な、各国リーグの4位とか5位などが出場する大会も見てみたいです。
現在、日本よりも東南アジアがサッカー熱があります。タイやベトナム、フィリピンなど着々とクラブ、代表も力をつけてきています。
ACLの下に位置に付けるクラブの国際大会があれば、東南アジアの国々と対戦する機会も増えるであろうし、向こう国の方が集客はいいと思うのでAFCの収益になるのではないでしょうか??
まぁあくまで予想ですが、
私は、サガン鳥栖を応援していますがいつか、アジアの舞台で試合する所を見てみたいです。
きっとACLに出場した事ないクラブのサポーターの殆どが応援してるクラブがアジアの舞台で本気で戦う姿を見たいと思います。
今回問題になったセレッソのサポーターもそうだと思います。
今後、この様な事が起こらないためにも、AFC側は何かしら改革を続けて行く必要があるでしょう。
maha.